2020.02.14の突然少年ライブ日記

仕事終えてよしFEVERに行こう、としたとき少量だが雨が降ってきた。

去年6月のワンマンの時も、それまで晴れていたのに宿を出てよしファンダンゴに行こうとしたときになって信じられないくらい土砂降りになったことを思い出した。

あの日、直前のFAD横浜でもやってた雨の曲(サビがレイン レイン レインの曲)やるんだろうか?と思いながらファンダンゴに行ったがやらなかったな。

 

行く途中電車の乗り換えのタイミングで、マスクしている人、してない人の比率を数秒確認した。6:4くらいだった。日本ではこれ以上そんなひどいことにはならないだろうと楽観視しているけど、どうだろう。

日本は大丈夫でも中国の取引先も休みになったり普通に影響が出てるし、もちろんどこの誰でも死んでいい気持にはならないので解決してくれないと困る。しかし自分の町が封鎖されるの想像すると怖すぎる。

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FEVERに開演3分前くらいになって着いた。

開演時間が07:21であることを強調して告げてライブが始まった。関係ないけど俺はチケットはイープラスのデジタルチケットの機能で買うことが多いんだけど、システムの都合か、デジタルチケットの開演時間が19:20になっているのがちょっと面白かった。そこどうにもならなかったんだ。

 

最初に劇をやるのか?と思っていたがゲスト3名ドラムによる1曲ずつのライブから始まった。本人らも緊張するとか言っていたが劇を後にやるの、演る側はめちゃくちゃやばい構成だと思う。

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・マシータさんドラムで『ギター』

この曲はやっぱりファンダンゴで聞いたイメージが強い。

長いワンマンの後半にしつこく繰り返されるサビの曲という感じだったから印象に残っている。(もちろん好きな曲だからでもあるけど)

マシータさんは突然少年の3人より1周り以上年上だが大先輩というより兄貴という感じのキャラだった。

今回の3名の中だとBEAT CRUSADERSだけあのお面の!という感じで昔から知っていたのでやっぱりうれしい。

・川崎さんドラムで『メモリートレイン』

この曲は何回か聞いてもずっとピンときていなかったのだが、先に音源で聞いたら良い意味でメジャーのバンドみたいな音になっていて結果一番良かった。

台風の時のイベントでも思ったけど川崎さんのドラムは一音一音がジャズっぽい感じで一番違いを感じる。機材なのか技術なのか素人には全く分からないがとにかくすごい。

あのイベントの時は半裸だったのに今回はTシャツ着ていたのだけが心残りだった。

・岡山さんドラムで『フロムアンダーグラウンド

ゲキジョウバンに入っているときはそこまで好きではなかったので、他にも新曲やいろいろ曲がある中でなぜこの曲に決まったんだろう?と思っていたがMVが良かったので結構好きになってしまった。


突然少年(totszen shonen)/フロムアンダーグラウンド feat. 岡山健二 (From Underground feat. kenji okayama)_Official MV

岡山さんは完全に何の情報もなく初めて見たので、視界に入ってあっなんか全然違うすごい人来たぞ…とテンション上がった。すごい存在感だった。

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転換中にサプライズ的にせんいちろう父が2曲弾き語りをやった。

最初顔が見えなかったので声を聴いてへーこんな声なんだとか思っていたが、顔が見えてすぐ、今まで行ったライブハウスのどこかで見たことあるような気がしてしかしどこだったか思い出せなくて変な気持ちになった。

喋りといい歌といい父親ワールドに入り込んだ感じだった。

その後とだげんが1曲弾き語りをやった。バンドであの合唱から始まる曲とかやらなくなってコーラス減ってきていると思うのでもっと歌って欲しいとこがある。

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そして劇が始まった。全員座って見る。

思ったよりちゃんと面白いものになっていた。突然紅を歌いだすとかそういう完全に狂ったものに慣れてしまったせいで割とちゃんと面白いものを見れて驚く。相当練習しているのが分かるので逆に適当にへらへら笑えない部分もある。カニくんがステージ上で喋るの5年分くらい聞いた気がする。

二人は結ばれるのだろうか?というところで終わり(登場人物2人しかいないから結ばれないとおかしい気がするけど)、そのままライブ本編が始まった。

またフロムアンダーグラウンドから始まった。よくよく考えると今日のサポートドラムの人あのゲスト3名の後に叩くってかなりハードル高くなってないかと今更思った。

ドラムは音的にカッチリした印象でまあ、前任と違うような感じはある。

俺は、人間として一人いなくなるということはもちろん寂しかったけど、バンドとして一人いなくなるということはどのくらい大変なのか全然よくわからなかった。ただ8年ってそういうことなんだな、みたいなのがだんだんわかってきたような気分になった。(別にバンド経験どころか楽器経験もないしわかったような気分になっているだけだと思う)

最初に知った時からずっと、突然少年は誰がメインになってやっているバンドなのか考えても予想がつかなかった。

別にワンマンバンドでもなくてもなんでも客として面白ければどうでもいいのだが、単純になんとなく4人のうち誰がメインみたいな感じでやってるんだろう?と思っていた。

例えば知ってすぐ、他のバンドに手紙?挑戦状?を送っているという話が出てくるが1.誰が発案したのか?2.誰が実際に筆で手紙を書いてるのか?予想がつかなかった。

それ自体は今もわからないけど、ただインタビューとMVを見てとにかくメンバー同士ぶつかり合うことを重要視している?でその結果何かが生まれてる感じだなと思った。

(つかそもそも前普通に"拳で語り合えるメンバー募集"みたいなこと書いていた)


突然少年(totszen shonen)/フロムアンダーグラウンド feat. 岡山健二 (From Underground feat. kenji okayama)_Official MV

MV最初すごく感動したけど、よくよく見ると3人は(1VS1とは言え)一方的に殴ってるだけだし、最後も普通なら厳しかった3人が戻ってきて手を差し伸べる、とかなのに1人遅れているのに気づかずにそのまま走り去っていく(まあ現実の部活とかだと当たり前だけど)というすごい映像になっている。(これでちゃんと感動できる映像にした監督純粋にすげえなと思う)

インタビューも3人結構考えてることが違う。

メンバーが1人変わるということは技術的な面が大変なんだろうか、あるいは意思疎通が難しくなるんだろうかとかしか考えてなかったが、8年間殴りあって何かを生み出してきた1人がいなくなると考えるとちょっとは重要さがわかるような気がした。

ただ気楽に見てるだけの人間がわかったような気になったところで自己満足以外の何物にもならないけど。

この日のステージ上も色々あんのかなと思った。

 

終演後、とりあえずすぐCD2枚とお餅がまだあったので購入した。メンバーが出てきたので特に何も考えず話そうと思っていたら他のお客さんがCDにサインをもらっていたので、俺も誰かにペン貸してもらおうとしたらカニくんがわざわざ物販まで行ってペンを貸してくれてサインももらった。ありがとうというか申し訳ないというかすごい迅速さでそれよりびっくりしてしまった。カニくんは去年か一昨年くらいからギター以外にもいろんな才能を発揮してきている気がする。たまにすごい良い文章書くけど作詞はしないのか?とか女装は普段からしているのか?とか何も聞けなかったので今度聞いてみたい。

あとは大体とだげんと話していた。ブログのことを触れてくれてもちろんすごくうれしかったが、書いちゃいけいないこと書いてしまっていて怒られないか不安なので「お、おう」みたいな反応をしてしまった。「アラヤさんのARAYAJAPANはXJAPANから拝借しているのか?」「わからない」という会話をした。

今日のサポートドラムの人がこのまえの吉祥寺WARPの時と同じ人だったので、

サインもらった後、「演奏中に履いている短パンは(名前っぽい文字が入っているし)高校の時のジャージなのか?」と聞いたら実は全然そんなことなくて恥をかくかなと思ったら「あれは中学の時のジャージで、それをちょうどいい長さに短く切ってリメイクしていて~」と気の狂ったことを事細かに説明しだしてきて死ぬほど笑った。優秀なタイプっぽいので突然少年の3人は焦ったほうがいいんじゃないかと思った。

せんいちろうともサインをもらって話したが劇が相当大変だったらしくあと5秒くらいで死ぬみたいな状態だった。

TENGAチョコをもらい忘れて帰ってしまった。両手いっぱいにCD2枚とお餅とTENGAチョコを持って帰りの電車に乗る男になるのが嫌だからわざと忘れたわけではなかった。(でも嫌だ)

あとこの前のイベントのやつ何も送れなかったので今度(覚えてれば)何か差し入れ持っていこう。

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